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はじめに
冠環境最後のシーズンお疲れ様でした。シーズン14で使用した構築を紹介します。
苦手意識のあったサイクル構築で自身2度目の最終3桁を達成することができ、個人的にはとても満足しています。嬉ぴえんじぇる!
ぽけっとふぁんくしょん様の上位記事まとめに掲載させて頂けるので、できるだけ見やすく丁寧に書いていきたいと思います。
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使用した構築
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構築経緯
攻撃的なサイクル(攻めサイクル)が使いたいと思い、構築記事を読み漁っていた所、コロコロさんとシュークリムさんが使用していた「眼鏡霊獣ボルトロス×スカーフ水ウーラオス」の並びが面白そうだったので、参考にさせて頂きました。シュークリムさんが使用していた並び(アーゴヨン、レボルト、水ラオス、ランド、ポリ2、ブリザポス)をベースに、自分なりにアレンジを加えていきました。
①あまり出さないらしいブリザポスを、最強ポケモン「ミミッキュ」に変更。
②眼鏡ボルトロスは、草結びでカバルドンをワンパンできたりボルトチェンジで高火力を押し付けつつ逃げる動きができとても強かったが、(a)技の打ち分けができなくて困った場面が結構多かったこと、(b)スカーフレヒレに後投げできないこと、の2点が気になったので、持ち物を「とつげきチョッキ」に変更。
③原案に倣って襷アーゴヨンを採用していたが、役割がよく分からなかったこと、あまり出さなかったこと、受けに強いポケモンが欲しかったことから「襷剣舞カミツルギ」に変更。
④エースバーン等に対する引き先として「HBランドロス」を採用していたが、コロコロさんが使用していた「HBベースの龍舞羽休めカイリュー」は、(a)エースバーンだけでなく構築単位で重めなゴリランダーや冷凍パンチの無いウーラオスに対しても後投げでき、起点にできること(b)かなり高い物理耐久とマルチスケイルを盾に「羽休め」連打でダイマックスを枯らす独特の強い動きができること、の2点がとても強いと思い「ランドロス」→「カイリュー」に変更。
⑤その他、技構成や調整を対戦していく中で変更し、上記画像のような構築(レボルト、水ラオス、ポリ2、カイリュー、ミミッキュ、カミツルギ)になった。
参考元としてコロコロさんとシュークリムさんの構築記事のリンクを掲載させて頂きます。(コロコロさんとシュークリムさんからは掲載許可を頂きました。本当にありがとうございます。)
参考元①コロコロさんの記事↓
【シーズン13 最終20位63位】レボルトラオス - koronapokeの日記 (hatenablog.com)
参考元②シュークリムさんの記事↓
剣盾シーズン13、ボルトラオスガン殴りサイクル【メイン最高最終2007、サブ最高2019、最終1998】 - シュークリムぽけ (hatenablog.jp)
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結果
TNひなた 49勝20敗 最終690位 (レート1909)
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個体解説
サイクルの軸その1。初手選出率1位。
初手の出し負けは「とんぼ返り」から裏のポリゴン2やボルトロスに引くことでケアできるので、多くの試合でウーラオス初手が安定した。
初手に出して様子見しつつ終盤にスイープする動きが強く、スカーフを巻くことでエースバーン、ウツロイドなど多くのポケモンを上から縛れるため、使用感は最高だった。
ドラパルトやカイリューを意識して冷凍パンチを入れたが、カプ・レヒレへの打点となる「雷パンチ」もありだと思います。
サイクルの軸その2。
水ウーラオスとの補完に優れており、サンダーより1高い素早さからボルトチェンジで削りつつ裏のラオス、ポリ2、カイリューに逃げる動きが強力でした。
原案では「拘り眼鏡」で採用されていましたが、豊富な技範囲を打ち分けでき特殊耐久を高めることができる「突撃チョッキ」の方が使用感は良かったです。
技構成は、10万、ボルチェン、草結びの3つは確定とし、あと1つはダイアシッドのC上昇が強くゴリランダーへの打点となる「ヘドロウェーブ」、重いドラパルトへの打点となる「悪の波動」、嫌いなナットレイへの打点となる「気合い玉」の選択でした。受けループのカプ・ブルルに「ヘドロウェーブ」のおかげで勝てたこともあり、最終的には「ヘドロウェーブ」にしました。
調整意図:陽気A252珠エースバーンの「飛び膝蹴り」確定耐え、B<D
※S個体値0
超万能クッション。信頼していたため、選出率はかなり高かった。ドラパルトが重かったので、ドラパルト入りには必ず選出していました。
物理特殊満遍なく受けられるこの調整はとても使いやすかったですが、珠サンダーは受かりません。ただ、最近は耐久型のサンダーの方が多いのでそこまで困りませんでした。
スピードスワップは面白そうだったのでなんとなく採用してみたが、ウオノラゴンのエラがみを後攻にすることで受かるようになったり、羽休めで粘ってくるサンダーに上から冷凍ビームを打てるようになったり、ポリゴン2がダイジェットを積まれつつ突破されたとしても裏のポケモンで上から殴って処理できたり、色々と便利な技でした。
スピードをスワップする関係で最遅だが、カバルドンに上から「あくび」を入れられてしまうのがきつかったので、素早さは4振りカバルドン抜きぐらいまで伸ばすべきだったと思います。
圧倒的最強入れ得ポケモン。特性とタイプが優秀すぎてあらゆる構築に組み込める。
このポケモンは特定のポケモンを見たら積極的に選出するというよりは、ボルトラオス&ポリカイリューのうち2体である程度対応できそうな場合のラス1の詰め筋やストッパーとして選出することがほとんどだった。
実際に、ミミッキュを選出した試合は、他2体のサイクルで疲弊した相手をラス1ミミッキュで詰める展開になることが多かった。
上記5体では受けループに全然勝てなかったこと、タスキ枠が余っていたことから、「襷剣舞カミツルギ」が適任と思い採用した。
このポケモンを採用してからサンダーの被選出率が上がり面倒な試合が増えた気がするが、役割対象の受けループをしっかりと崩してくれたので最後まで外さなかった。
この枠は、腹太鼓リザードン、鉄壁ボディプレジバコイル、ゴチルゼルなど受けループに強い変なポケモンに変えるのもありだと思います。
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選出・立ち回り
選出は相手の並びを見て柔軟に考えるのでこれといった選出パターンは無いです。
レボルト、ラオス、ポリ、カイリューの選出率が高めで、カミツルギは低めでした。(カミツルギは受けループのような構築にしか出さなかった。)
受けループに対しては、ウーラオス+レボルト+カミツルギの選出になることがほとんどで、レボルトラオスのとんボルチェンでカミツルギの有利対面を作り剣の舞から全抜きを狙う勝ち筋を追っていました。
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最後に
サイクル構築で初めてまともな結果を残せたので、来期以降もこの構築を煮詰めたかったのですが、ルールが大幅に変わってしまうので少し残念です。ぴえんじぇる。
・この構築の原案を考えて頂き、記事の掲載を快諾してくれたコロコロさん、シュークリムさん
・記事を読んで頂いた方
本当にありがとうございました。