初めに
皆さんどうもこんにちは、ターボと申す者です。
今回シーズン24において最終567位と自身4回目の最終3桁順位を取ることができたので構築記事を書きたいと思います。
使用した構築
順位
TNひなた 59勝33敗 最終567位
構築経緯
①【禁止伝説枠】ザシアン
先日配布された色違いザシアンがあまりにもかっこよかったので、ザシアンを禁止伝説枠として決定。
②【構築の軸】カバルドン、ザシアン、サンダー
これまでの経験から、自分で1から構築を考えるよりも、強者が考案した軸をパクった方がまともな結果を残せるのは明らかであった。そのため、ザシアン軸の有名な並びである「カバルドン+ザシアン+サンダー」をとりあえず使ってみることにした。
この三体は非常に対応範囲が広く、体感6割程度はカバザシサンダーの選出で戦うことができたので、「カバルドン+ザシアン+サンダー」を構築の軸として決定。
軸の三体で対応するのが難しい禁止伝説等は残りの三体で対策できるようにしたい。補完枠に求める条件としては、
①ザシアンをコピーしたメタモン対策
②日食ネクロズマ対策
③受け崩し
④カイオーガ対策
⑤ザシアンの苦手な炎、地面に対して圧をかけることができるポケモン
⑥黒バドレックス対策
主にこの6点である。
a, ヒードラン
このうち、①②③の条件を満たすポケモンとして、風船を持ったマグスト挑発ヒードランを採用。
b, ウオノラゴン
次に、⑤の条件にピッタリハマり、④のカイオーガにもそこそこ強いスカーフウオノラゴンを採用。
c, ポリゴン2
最後に、⑥の黒バドレックスに後出しから対応できるポケモンの中でも、最も汎用性が高いと感じたHDポリゴン2を採用。
完成!
個体紹介
調整意図:HB…A222(陽気A252振り)ザシアンのA+3巨獣斬確定耐え/A222ザシアンのA+1巨獣斬でオボンを確実に食えるライン
HD…臆病珠サンダーのダイジェット確定耐え/控えめ珠サンダーのダイジェット乱数1発(25,0%で死ぬ)
いつもの起点作成カバルドン。同じ技構成で何シーズンも愛用しており、もはや相棒枠である。伝説環境でも相変わらず、ザシアン、サンダーといった環境トップの多くのポケモンに行動保障を持ちながら、あくび+ステルスロックの展開が取れる点が優れている。
この枠はカバルドンミラーで少しでも有利な展開を作るためにラグラージへの変更を検討した。しかし、ラグラージでは物理耐久が足りないため対ザシアンが怪しくなる上、吹き飛ばしが打てなくなるのが怖かったのでカバルドンのまま使い続けた。
シーズン序盤はもう少しBに厚い調整で使っていたが、控えめ珠サンダーのダイジェットで即死してしまう事故が思っていたより多発したため、限界までBを削ってDに回すことで控えめ珠ダイジェットを耐える確率を上げた。
サンダーの暴風混乱で無償突破された時は、楽しみにしていた合コンを直前でドタキャンされた時と同じぐらい悲しかった。
調整意図:ザシアンミラー等意識で最速HS/ダウンロード調整のためD4振り
ビジュアル、性能共にトップクラスの禁止伝説枠。
技構成は巨獣斬じゃれつく、カバルドンのあくびと相性の良い剣舞も確定。あと一つは鋼やヌケニンへの打点となる炎のキバを採用していた(後述するヒードランでメタモンを対策したいのでインファイトは採用できない)が、ダイマ有りの環境では威力の低い炎のキバよりも巨獣斬で事足りる場面の方が多かった。そのため、何かと便利な先制技の電光石火に変更し、上記4つの技構成に落ち着いた。
調整は、個人的にザシアンは最速以外ありえないと思っているのでとりあえず最速は確定。最初はあまり考えずに陽気ASぶっぱで使っていたが、最終日にHSに変更した。
今期のザシアンは電光石火持ちが非常に多く、ASザシアンはミラーで「巨獣斬+電光石火」で対面処理されてしまう。HSに変更することで巨獣斬+電光石火で縛られにくくなるため、ザシアンミラーの勝率が大幅に改善する。
また、HSにすることでメタモンにコピーされたとしてもA+2巨獣斬を確定耐えし、ステロ+返しの巨獣斬+電光石火でよほど悪い乱数を引かない限り処理できる。(今思えば、メタモンを巨獣斬+電光石火で確実に処理できるようにもう少しAを伸ばしても良かったかもしれない。)ヒードランを選出しなくてもメタモンをある程度対策できるため選出の幅が広がった。
さらに、構築単位で重い襷マンムーに対しても、A特化地震を最高乱数以外で耐え、巨獣斬+石火で処理できる。
シーズン序盤からこのことに気付いてHSで使っておけば勝率がもっとマシになったかもしれない。
調整意図:CS振り切り/カイオーガ、イベルタル、ウーラオス等意識で最速
ザシアンと攻めの補完に優れる高火力特殊ダイマエース。ダイマックスすることで他の禁止伝説達とも対等以上に打ち合えるほどのスペックを持っている最強入れ得ポケモン。3か月振りのダイマ環境だったので珠サンダーの強さを改めて思い知ったシーズンだった。
技構成は10万暴風は確定。ザシアンの技構成上ナットレイが重いので熱風も外せなかった。羽休めはあまり使わなかったがダイウォール媒体の技として重宝した。
ドサイドンを暴風混乱で強引に突破した時は、ジャルジャルのリモート面接ネタを初めて見た時と同じぐらいゲラゲラ笑った。
調整意図:CS振り切り、ダウンロード調整
マグスト挑発による受け崩し、メタモン対策、ザシアン軸で重い日食ネクロズマ、ヌオーにも強いと構築の補完として最高の働きをしてくれた。
マグマストームで交代を封じ、挑発で回復技を封じることで耐久ポケモンを強引に削ることができる。
ザシアンのインファイトを切ることで、ザシアンをコピーしてきたメタモンをヒードランで見ることができる。巨獣斬もじゃれつくも4分の1で受けれるの凄い!
技構成は受けを崩すためのマグスト挑発、ザシアン受けのヌオーを崩すためのソラビ、ムゲンダイナやヒードランへの打点となる大地の力。大地の力は微妙だったので、無難にタイプ一致技のラスターカノンで良かったかもしれない。(ヒードランの型は参考元の構築記事からパクっただけなのであまり考察できていない。)
持ち物は風船と食べ残しの2択だと思っているが、対面での殴り合い性能や地震持ちのネクロズマを考慮して風船にした。
マグマストームの命中不安に頼らなければならない点のみがネックだった。
調整意図:AS振り切り
最高の見せポケ。
上記のザシアンが苦手なエースバーン、ヒードラン、ウインディ、カバルドン、ランドロス等に選出圧力をかける重要な役割を担っている。ザシアンの技構成上炎タイプにまともな打点が無いのでそこに対して選出画面で甚大な圧力をかけていけるのが偉すぎた。
このポケモンを入れていたおかげか、ヒードランやウインディにザシアンを止められてしまうことは一度も無かった。
カバザシサンダーの選出だと相手のカバルドンが重いため、ウオノラゴンの選出圧力はかなり重要。
物理アタッカーでありながらヌオーで止まらないパワーを持っているのも強い。
技構成はエラがみ逆鱗は確定。ダイウォール媒体の補助技として、受け構築に対して数的有利を取った後にTODが狙える「眠る」を採用。ダイマ適正を少しでも上げたかったので、ダイアタックのSダウンが強いと思い最高火力のダイアタックを打てる「ギガインパクト」を採用。サンダー等のダイジェッターに対し、ダイウォール→ダイアタック→ダイウォール→エラがみと動くことで対面打ち勝つことができる。
ムゲンダイナ等の130族を意識して陽気にしたが、意地ザシアンはウオノラゴンが意地でもどのみち抜けているので、対ザシアン意識の意地でも良かったかもしれない。
選出率こそ低かったものの、選出画面にいるだけで十分な仕事を果たしてくれたと思う。
調整意図:黒バド、サンダー等意識でHD特化
黒バドレックスの引き先となるポケモンの中でも、安定した耐性、耐久から最も汎用性が高いと思ったので採用。
黒バドへの打点はイカサマとシャドボの選択だが、物理アタッカーへの打点となる汎用性を重視してイカサマにした。
黒バドやサンダーに強いのはもちろんだが、ザシアンヒヒダルマ対面の引き先になれるのも偉い。レシラムやパルキアといったたまに当たる特殊フルアタ型の禁止伝説に出していけるのも強かった。
ただ、黒バドとあまりマッチングしなかったため必然的に選出率は低かった。
おわりに
選出は特に決めていなかったですが、自然とカバザシサンダーの選出になることが多かったです。あとこの構築はスカーフカイオーガがかなり重いのでそこが反省点。しかしながら、「この構築には絶対勝てない!」みたいに感じたことはほぼ無かったので、対応範囲の広い構築が組めたのではないかと思います。
最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました。
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おまけ
豆柴の大群/昨日は戻らない
素晴らしすぎる曲なので是非聞いて下さい!!(記事のタイトルの伏線回収です)
アイカちゃん可愛い!